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【ハンドメイドの価格設定】赤字にならないための2つのコツ

ハンドメイドで赤字にならない価格設定のコツハンドメイド
ハンドメイド作家
ハンドメイド作家

ハンドメイド販売を始めて少しずつ売れ始めたけど、全然利益がでなくて(泣)
わたしなんか有名じゃないから、安くないと買ってもらえないだろうし……。

ayarina
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その気持ち、とってもよくわかります。わたしも始めた当初はそう思ってました。でもそれは思い込み!
安ければ売れるというわけではないですし、適正価格で販売しないと後から大変なことになりますよ。
いまいちどハンドメイド作品の価格設定を見直してみましょう!

ハンドメイド販売は気軽に始められるため、最初はかなり安い価格で設定する方が多いですよね。

期間限定のお試し価格であればOKですが、いつまでも「とにかく買ってもらうために安く出品しよう」では後々自分が大変な目に……。

この記事ではハンドメイド歴2年のわたしが、赤字にならないために重要だと感じた以下の2つのコツについて知ることができ、今後のハンドメイド販売に活かすことができます!

<赤字にならないための2つのコツ>
  • ハンドメイドで利益を出すには安売りNG!適正価格に設定しよう
  • より購入してもらえるよう、3つの価格帯をつくってみよう!
ayarina
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1ヶ月目は初期費用があるため難しかったですが、2ヶ月目からずっと黒字で続けられています♪価格設定はとても重要なポイントなので、今からハンドメイド販売を始めるという方も、少しずつ売れ始めて利益を伸ばしていきたいという方も、ぜひ読んで実践してみてくださいね!

ハンドメイドの価格設定で安売りはNG!適正価格に設定しよう

適正価格に設定しよう

ハンドメイド販売で赤字にならないための1つ目のコツは、適正価格に設定し、安売りしないこと!

ayarina
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なぜ安売りがNGなのか?
それは極端に安く売った場合、めでたくたくさん売れたとしても、以下のイラストのような状態に陥る可能性が高いからです。

ハンドメイドの価格設定は安売りはNG!

このように、極端に低価格で販売した場合、見事ヒットしてたくさん売れたとしても利益がほとんど出ず、忙しいのにほぼ利益なしというかなり酷な状況に陥る可能性が高いです。

それに、安い値段を付けると一見売れそうですが、そうとも限らないのです。

ayarina
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わたしも最初の頃は1,000円以下の物を販売しましたが、特別売れるということはなかったですし、逆に一番ヒットしたのは3,000円越えの作品で驚きました!

値段を安くつけすぎて上記のような悪循環に陥らないためにも、まずは適正価格に設定するため計算の仕方をおさえましょう!

通常ハンドメイド品の価格設定は、材料費・人件費等を含めた原価(かかった費用)の3~4倍と言われています。

しかし、これと同じく考慮すべきなのが同じジャンルの作家さんたちの販売価格=市場価格です。

この価格が自分が計算した原価の3~4倍と大きくかけ離れていると、購入してもらうのはなかなか厳しいです。

ayarina
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もちろん、他の作品よりも質のよいもの(原価の高いもの)を使用している場合はOK!

わたしが作る作品は比較的作業時間がかかるものが多く、人件費を含めた原価の3,4倍の値段にするとかなり高めの価格になってしまい、この値段での販売は市場価格と差がありすぎて現実的に厳しいと判断しました。

そこで考えたのが下記の計算方法です。

この計算であれば、市場価格と大差なく、妥当な値段であると考えたのです。

<私がおこなっている基本の価格設定の仕方>

(梱包、材料費などのかかった費用×3倍)+人件費900円×作業時間=販売価格

*計算上中途半端な価格になるため、この価格をベースに微調整する。

また、この計算や市場価格とともに”自分ならこの価格でこの作品を欲しいと思うか”も考慮して決めています。

ayarina
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わたしと同じように、原価の3~4倍にすると高くなりすぎると困っていた方は、ぜひこの計算方法を試してみてください♪

今まで何となくで価格をつけていたという方は、一度しっかり計算してみましょう。

赤字にならないためには、しっかり計算して適正価格にするのが第一歩ですよ!

より購入してもらえるよう、3つの価格帯をつくってみよう

ハンドメイドは3つの価格帯をつくるのがおすすめ

2つ目のコツは、3つの価格帯をつくること!

ayarina
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これから詳しく説明していきますね♪

なぜ3つの価格帯をつくるのがおすすめなの?

3つの価格帯をつくるのがおすすめな理由は以下の3点です。

<ハンドメイド販売で3つの価格帯をつくるのがおすすめな理由>
  • 誰が、どんな場面で使うかで求める価格帯が異なるから
  • 購入者の用途に合わせたデザインを提供するため
  • 低めの価格も設定することで、購入のハードルが低くなるため
    →つまり、購入者の幅が広がる=売上アップに繋がるため!
ayarina
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それではひとつずつ見ていきましょう!

誰が、どんな場面で使うかで求める価格帯が異なるから

1つ目の理由は、誰がどんな場面で使う求める価格が異なるからです。

わたしはアクセサリージャンルで販売しているのですが、実際の購入者像と用途、購入した値段を挙げてみると、以下のようになります。

  • 学生さんが友達の誕生日プレゼントに購入→1,000円台が多い
  • プレ花嫁様が結婚式や二次会用に購入→3,000円前後が多い
  • ご自身の普段遣い用に購入→1,000~2,000円台が多い  など

例えばプレ花嫁様の場合、結婚式は一生に一度の大切な日ですから、あまり安すぎても…という考えがあるのでしょう。

3,000円前後のアクセサリーを購入する方が多いです。

同じ方でも、普段遣い用であれば2,000円前後のものを購入する場合が多い印象。

学生さんの場合はどうでしょう?
同じ普段使いでも社会人より低めの1,000円前後を選ばれる方が多いです。

このように、購入者像、購入者の用途によって求める価格帯が異なります。

ayarina
ayarina

価格設定をするときは、ターゲット像+どんな場面で使うのか、用途まで考えて行うのがおすすめです!

購入者の用途に合わせたデザインを提供するため

2つ目の理由は、3つの価格帯をつくることで、シンプルで小さめのものから華やかで大きめのものまで幅広い作品層にすることができ、購入者の用途に合わせたデザインが提供できるからです。

誰が、どんな用途に使うかで求める価格帯が異なるとお話ししましたが、価格と同じく求めるデザインも異なってきます。

例えば、普段遣い用ではシンプルで小さめのものや、華やか過ぎず適度に存在感があるものが好まれますし、結婚式用であれば大ぶりで華やかなデザインが好まれます。

小ぶりのものを作る場合は材料費が少なくなりますし、大ぶりで華やかなものを作る場合はその分材料費も多くかかります。

このように、3つの価格帯をつくることは購入者の用途に合わせたデザインを提供するためにも必要なのです

低めの価格も設定することで、購入のハードルが低くなるため

3つ目の理由は、購入のハードルを下げるためです。

初めてのお客様の中には、ハンドメイド品でいきなり3,000円台のものを買うのはハードルが高い……と思われる方もいるかもしれません。

そのような場合も、3つの価格帯をつくって低めの価格も設定することで、

お客様
お客様

試しに買ってみようかな?
もし気に入ったら次はもう少し価格が高いものにも挑戦してみよう!

と購入しやすくなる可能性があります。

購入のハードルが下がるという意味でも、3つの価格帯をつくることは効果があると考えられます。

実際に行ったハンドメイド作品の価格設定

ナチュラルなテーブルに手作りのオブジェ
ayarina
ayarina

ここからは、わたしが実際におこなった価格設定をご紹介していきます!

わたしの場合は主に、1,000円台・2,000円台・3,000円台の3つの価格帯を設定しました。

価格帯別に①デザイン②どんな方が購入したか③購入者の主な用途④価格別の人気度をまとめてみると、以下のようになります。

デザイン購入者像主な用途人気度
1,000円台・シンプル
・小さめ
・学生さん
・社会人の方
・主婦の方
・誕生日プレゼント
・普段遣い用
No.3
2,000円台・華やか過ぎず
 適度な存在感
・大きき過ぎず
 小さすぎず
・社会人の方
・主婦の方
・プレ花嫁様
・誕生日プレゼント
・普段遣い用
・出産祝いや結婚祝い
・結婚式お呼ばれ用
・結婚式、二次会、前撮り
No.2
3,000円台・華やか
・大きめ
・社会人の方
・主婦の方
・プレ花嫁様
・出産祝いや結婚祝い
・結婚式お呼ばれ用
・結婚式、二次会、前撮り
No.1

このデータはあくまでわたしの場合であって、作品の種類によってどの価格帯が売れやすいかは変わってきます。

わたしの場合は花嫁様向けの商品が売れ筋なので、3,000円台と2,000円台中後半のものの人気度が高くなっています。

この他にも花嫁様向けにティアラを作ったことが何度かあり、この場合は上記よりも高めに値段を設定しましたが、主軸としてはこの3つの価格帯にしています!

3つの価格帯をつくった効果はどうだった?

ハンドメイド作家
ハンドメイド作家

実際効果はあったの?

ayarina
ayarina

わたしは効果があったと感じました!どんな効果を感じたのか、具体的に説明していきますね♪

購入者の用途の幅が広がった

はじめは1,000円台かそれ以下の値段で販売する作品ばかりだったため、普段遣い用以外の購入はあまり見られませんでした。

しかし、ターゲット像を考えて3つの価格帯を作ってからは普段遣い用だけでなく、結婚式用、プレゼント用など様々な用途で購入してもらえるようになりました

いろいろな方に購入してもらえるようになった

アクセサリーの場合、小さめシンプルが好きとか、大きめ華やかが好きとか……好みが分かれますよね。

また、同じ方が購入する場合でも、普段遣い用なのか結婚式用なのか、普段遣いでもデート用か日常使い用かでも求めるデザインが変わってきます。

価格帯の幅を広げたことで、材料費の幅も広げることができるようになったため、デザインの幅が広がり、シンプル好きから華やか好き学生さんからプレ花嫁までいろいろな方に購入してもらえるようになりました

売上アップに繋がった

上記のように購入者の幅が広がったことで、結果的に売上アップに繋がりました

ハンドメイド販売を始めて2ヶ月目には売上4万を達成し、5ヶ月目には売上15万を達成できた要因のひとつは、この3つの価格帯を設定したことだと思っています。

ayarina
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もちろ価格設定だけが要因ではありませんが、売上に大きく影響するポイントだということは間違いありません!

まとめ:ハンドメイド作品の価格設定は、適正価格&価格帯の工夫をして黒字で続けよう!

心を込めて作るハンドメイド

今回は、ハンドメイドの価格設定で赤字にならないためのコツを2つご紹介しました。

価格の計算をしないで何となくで設定している方、意外と多いのではないでしょうか?

後々困ってしまうのは自分ですし、長くハンドメイドを続けるためにも早めの段階で計算した適正価格をつけるようにしましょう!

それでは今回のまとめです。

<今回のまとめ>
  • 安売りせず、しっかり計算して適正価格に設定しよう!
  • 3つの価格帯をつくることで、購入者像、購入者の用途を考慮した価格・デザインをつくることができ、購入者の幅が広がって売上アップに繋がる効果が期待できる
ayarina
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ぜひこの記事を参考に、価格の見直しをしてみてくださいね!
ハンドメイドを始めたばかりで売れずに困っているという方は、以下の記事も参考にしてみてください♪

参考 【ミンネ(minne)で売れない人必見】初心者でも1週間以内に売れた方法

また、売れる作品を作るためにはお客様が満足するクオリティーの作品を作る必要があります。

初心者でどういう作品を作ったらよいか分からない方や、もっとスキルアップして売り上げを伸ばしたい方におすすめなのが、ハンドメイドの資格取得です!

ayarina
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ハンドメイド関連の資格には、「LEDレジンアクセサリー講師」や「ハンドメイドアクセサリー講師」など様々な資格があります♪下記のような方におすすめ!

<資格講座受講がおすすめな人>
  • クオリティーを高めて売れる作家になりたい
  • 確かな知識・技術を身に着けたい
  • 作れる作品の幅を広げたい
  • 将来的にハンドメイド関連の教室を開きたい

資格取得後は”講師”を名乗ることができますし、曖昧ではなく確かな技術や知識を身に着けることができます♪

ayarina
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気になる方は、下記記事を参照にしてみてくださいね!

この記事を書いた人
ayarina

元小児専門病院看護師&保育園看護師のアラサー主婦

"看護師だけがわたしじゃない。看護師もそれ以外の自分も充実させてHAPPYに♡"をテーマにブログ運営中。

資格を活かしながらも看護師に囚われすぎない生き方をしていきたい♪

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